あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

東京音楽隊の近況

【お詫び】

 当初、東京音楽隊を横須賀音楽隊と勘違いしておりました。十分な確認をしないまま投稿をしたことでご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんm(_ _)m

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 音楽隊の演奏会が軒並み中止となり、その演奏姿を見ることもしばらく無いのだなぁと思っていました。

 本日、3月22日は、わが母校である防衛大学校の卒業式でした。

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 先ほど、卒業式後に行われる観閲式を、途中からではありますが、niconico動画で見ていましたら、なんと、観閲行進のための演奏を、東京音楽隊が行なっているではありませんか。

 ということは、卒業式からずっと、東京音楽隊が演奏をしていたということです。

 今年は海上自衛隊の番だったんですね。

 なんだか、久しぶりに演奏姿、行進姿を見た気がしました。

 我が後輩達の卒業と、東京音楽隊の皆さんの元気な姿を拝見できたことが、ともに嬉しく、短いながら、報告させていただくことにしました。

 なお、niconco動画は、ライブ配信でしたので、すでに終わってます。

 プレミアム会員は今、タイムシフトで視聴していると思います。

 

 「東京音楽隊の近況」と言いながら、写真も詳細情報もなくてすみません。

 

三宅由佳莉さんの2013年レビュー

 このシリーズも、2012年分を最後に、長らく手つかずの状態でしたが、音楽隊の演奏会が相次いで中止となり、再開の目処も立たない状態で、思いもかけず余裕ができたものですから、完結に向けて注力することにしました。

 ただ、予想されたこととは言え、2013年は、このブログ始まって以来の1万6千文字にも及ぶ長い記事になってしまいました。もともと、ネット上に無秩序に散在している三宅由佳莉さんの情報を整理するとともに、散逸し消えていく情報を何とか形にとどめて、今後新たにファンになる皆さんの僅かばかりでも助けになればとの思いで始めた自己満足シリーズです。時間に余裕のある方以外はお読みにならない方がいいかも知れません。

www.capitandiaryblog.com

 

 2013年は、三宅由佳莉さんを全面フィーチャーした、事実上のデビューアルバム「祈り〜未来への歌声」がリリースされ、「自衛官がメジャーデビューする」という、それまでの常識では冗談としてさえ語られたことのないような、およそ意味不明な事態が起きた画期的な年です。

 そこに至る経緯は、実に多くの偶然が重なったという他ないのですが、どんな条件が揃ったとしても、実に不思議な魅力に満ちた、三宅由佳莉さんという稀有のキャラクターがいなければ、このような新展開は起こり得なかったことだと思います。

 そんな2013年のレビュー記事を書くにあたり、かなりの時間をかけて、ネット上の情報を拾い集めてみましたが、時間とともに消えゆく情報のなんと多いことかと嘆くこと頻りでした。それでも、やはりこの画期的な年は、私が把握できただけでも相当に過密なスケジュールとなっています。

  記事を読まれた方の中に、情報をお持ちの方、あるいは何らかの記事や写真をご覧になった方がいらっしゃいましたら、記事末尾のコメント欄、あるいは私のツイッターにDMを頂けると幸いです。

twitter.com

 

02月17日(日)第52回定期演奏会東京オペラシティコンサートホール) 

 オペラシティの過去ログによると、この日の演奏会は

  出演:太田紗和子2等海曹、海上自衛隊東京音楽隊

  曲目:ラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲op.43

     ベルリオーズ幻想交響曲op.14   他

 となっています。太田さんは、やはりピアニストとして地位が確立した人なんだなとこの書き振りを見て、改めて思わされます。すごいですね。そして、この日のコンサートは、太田さんをフィーチャーした内容だったことが伺われます。

 また、三宅由佳莉さんは、すでにネットを中心に人気が広がっていましたが、未だ揺籃期にあり、「東京音楽隊と言えば・・」という存在にまではなっていなかったことも伝わってきます。

 

2月24日(日)平成24年度3自衛隊合同コンサート(アクトシティ浜松大ホール)

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 この演奏会では、第1部で、陸海空それぞれのセントラルバンドが2曲づつ演奏を行い、第2部では合同演奏を披露しました。東京音楽隊は、河邊一彦隊長(当時)の2作品を演奏、2曲目は、三宅由佳莉さんによる「祈り〜a prayer」でした。

 詳細は下のバナーからどうぞ。

www.mod.go.jp

 

 03月期日不明 CH8スーパーニュースで紹介

 期日は不明ながら、スーパーニュースで三宅由佳莉さんが取り上げられたのをご覧になって、感動された方のブログ記事です。こんな風に、偶然テレビで見かけてファンになった方がたくさんいらっしゃるのだと思います。記事へのリンクです。

blog.goo.ne.jp

 

03月10日 第16回「饗宴」に出演

 文京シビックホール・大ホールで開催された、第16回「饗宴」。

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「饗宴」とは、吹奏楽アイデンティティーについて考えを深め、広く音楽界にアピールすることなどを目的として、すべてボランティアで運営されている演奏会なのだそうです。毎年、何組かの吹奏楽団が出演し、未発表の邦人作品を「初演」し、その演奏内容を収録したCDが発売されるという、吹奏楽界の力を掘り起こし、盛り上げていく企画だと理解しました。この年の演奏曲目に、河邉一彦さんの作品である「嵯峨野〜ソプラノと吹奏楽のために」が選ばれました。流石に当事者は演奏しないという作法なのでしょうか、水科克夫隊長指揮のもと、航空自衛隊航空中央音楽隊が演奏してくれましたが、ソプラノは我らが三宅由佳莉さんでした。

 曲、演奏、歌唱とも、バンドジャーナルでの評価も高く、素晴らしいできだったようです。この日の演奏が収録されたCDです。

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 06月08日(土)「2013白瀬・南極フェア」での演奏会

 秋田県にかほ市で行われた「2013白瀬・南極フェア」で、海上自衛隊東京音楽隊は大トリを務めました。milura000318さんがアップして下さった動画がありましたので、埋めます。三宅由佳莉さんはMCを務めてらっしゃいますが、歌声も聞けますよ。

www.youtube.com

 

06月09日(日)ふれあいコンサートin秋田(秋田県民会館

 地本の過去ログに予定が記載されていましたが、このコンサートに関する情報を発見することができませんでした。当日会場に足を運ばれた方がいらっしゃいまいしたら、どんな感じだったか、コメントをいただけると幸いです。

 

06月10日(月)東京音楽隊コンサート(アトリオン/秋田市

 秋田市では、6月9日、10日の二日に渡りコンサートが行われたようなのですが、この演奏会も情報が見つかっていません。

 秋田公演に併せて、地元ラジオ局ABS(秋田放送)の番組に三宅由佳莉さんが出演されました。放送内容の音源はありませんが、番組のブログ記事が残っていたので、リンクを貼っておいたのですが、いつの間にか記事自体が削除されてしまったようです。残念です。

 

06月12日(水)ふれあいコンサートin盛岡

 18:30から盛岡市民文化ホールで、東京音楽隊のふれあいコンサートが行われました。動画は残されていませんが、このコンサートに行かれた方のブログから、写真と感想を拝借します。

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とても想いのこもった歌声や演奏の数々に胸が打たれ、感動で幾度も涙が流れました。一緒に行った皆様方も、同じ事をおっしゃっておりました。本当に来て良かったです(^^)

blog.goo.ne.jp

 

06月13日(木)ふれあいコンサートin久慈

 18:30から、久慈市文化会館(アンバーホール)で「ふれあいコンサートin久慈」が行われました。このコンサートについて、今のところ情報が見つかっていません。

 

06月14日(金)海上自衛隊東京音楽隊演奏会 in 宮古

 18:30から、宮古市民総合体育館シーアリーナで「海上自衛隊東京音楽隊演奏会in宮古」が行われました。演奏会全体の動画はありませんが、三宅由佳莉さんがスキャットで参加された「マイウェイ」と、ボーカルを披露された「祈り〜a prayer」の動画がありましたので、二つ埋めておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=RSd6MuS8Fvw

www.youtube.com

 なお、この時の「祈り」について書いた記事がありますので、リンクを貼っておきます。

retcapt1501.hatenablog.com

 

06月15日(土)東日本大震災復興祈念演奏会in遠野

 18:30から遠野市民センターで「東日本大震災復興祈念演奏会in遠野」が行われました。公演全体が収録された動画はなかなかないなか、下の動画は、東京音楽隊の地方公演の様子を知ることのできる貴重な資料だと思います。

www.youtube.com

 東京音楽隊の演奏の素晴らしさだけでなく、地元への暖かい気配りが随所に感じられます。川上良司さんの「遠野物語」「この国は」など大変素晴らしく会場は盛り上がりました。そして、三宅由佳莉さんですが、20:00頃から「My luxuary night」でしっとりした大人の恋を歌いあげます。

retcapt1501.hatenablog.com

 そして絶大なアンコールの呼び声に応えて歌われた「祈り〜a prayer」ですが、荒木美佳さんのナレーションの時から、太田紗和子さんのピアノが静かに雰囲気を作って行きます。そして、その太田さんのピアノによる美しいイントロから入るフルバージョンの「祈り」は、会場を感動で充します。

 この時の「祈り」が一番じゃないか、という意見が結構聞かれます。

www.youtube.com

 遠野市のホームページにもこの演奏会のことが掲載されています。本当に記憶に残る素晴らしい演奏会だったことがわかりますね。

www.city.tono.iwate.jp

 

06月19日(水)ふれあいコンサートinいわき(いわき芸術文化交流館マリオス)

 この演奏会については福島地方協力本部のホームページに簡単な記事がありました。

 この記事では、福島県出身の隊員によるクラリネット演奏があったとあり、小さいながら写真も掲載されているのですが、おそらく現在のコンサートマスター、横野和寿さんではないでしょうか。

 また、「自衛隊音楽隊で唯一の声楽専門の隊員による歌声には…」と記載されており、まだ、「三宅由佳莉」という名前がメジャーではなかったことが窺い知れて興味深いです。

www.mod.go.jp

 

07月(期日不明)気仙沼大島での慰問演奏会

 2020年7月20日に、軍事フォトジャーナリスト菊池雅之さんのYouTubeチャンネル、KIKU Channelにアップされた海上自衛隊音楽隊を紹介する動画の中で、気仙沼大島での慰問演奏会で、三宅由佳莉さんが「祈り」を歌われる様子がフルバージョンで公開されました。これまで拝見したことのない動画ですので、是非ご覧になってください。

youtu.be

 

 

07月13日(土)3自衛隊合同演奏会(横須賀市

 この演奏会については、なかなか情報が見つからなかったのですが、これまでも何度か拝読したことのある「こんなの聴いてきましたよ?」というブログに詳細な報告記事が掲載されていました。このブログは、専門的な視点を持ちながらも気楽に読めるような文体で書かれていて、とても参考になります。

 この演奏会では、三宅由佳莉さんは、石川啄木の「初恋」を披露されたのですが、ブログの中で、次のように書かれています。

「初恋」は石川啄木の短歌に曲をつけた日本歌曲。
声楽の発声で日本語を歌うというのはなかなか難しくて、プロの声楽家(オペラ歌手)でも「なんて歌っていのかわからん」というのがわりとあります。
なので唱歌のようなものではなく、わざわざ歌曲で日本の歌を演奏しようというのは一種の挑戦だなと思うわけですが、逆を言えばヴォーカリストのいる東音だからできる挑戦なわけで、そういう意味では3曲の中ではこの曲が一番東音らしい選曲といえるかもしれません。

 とのことです。私にはよくわかりませんが、歌唱と歌曲というものは根本的に違うものらしいです。少しは勉強しなきゃな(≧∀≦)

 記事全体は、下のリンクからどうぞ。

piggy-boo.net

 

08月02日(金)千葉県君津公演

 この演奏会に関する情報は、残念ながら見つけることができませんでした。

 

08月06日(火)火曜コンサート(さいたまスーパーアリーナ けやき広場)

 現在、東京音楽隊はこのコンサートに参加していませんが、この当時は火曜から木曜までの3連戦だったようです。残念ながら、この年の火曜コンサートに関する情報も見つかりませんでした。

 

08月07日(水)水曜コンサート(赤坂新国際ビル)

 この年の水曜コンサートを撮影した動画がYouTubeでは見つかりません。他の年は、多くの方が撮影した動画をアップされているのに、不思議です。「祈り」という曲がセンセーションを巻き起こしていた最中ですし、このコンサートでも歌われることが当然期待されていた筈なのですが。見落としているのかな。

 そんな中で、一風変わった動画がありました。このコンサート全体をイメージビデオ風に編集したもので、音楽隊の演奏や川上さん、三宅さんの歌声は入っていませんが、全体の雰囲気をいい感じで伝えています。

www.youtube.com

 

08月08日(木)木曜コンサート(新宿三井ビル55広場)

 木曜コンサートについても、全編動画は見つかりませんでしたが、三宅由佳莉さんの歌にフォーカスした動画が3本ほどアップされていましたので、それらを埋めさせていただきます。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

08月24日(土)、お台場の日本科学未来館での演奏会

 この演奏会がどのようなものなのか、全く情報がないのでわからないのですが、この年の東京音楽隊は、あらゆる方面からの出演依頼を捌くのに必死だったと思います。でも、その時の奮闘が現在の高いステータスを創り上げたのも確かでしょう。

 この演奏会で「コクリコ坂から」のテーマをしっとりと、そしてとても丁寧に歌われる三宅由佳莉さんの動画があります。

www.youtube.com

 

08月25日(日)横浜防災フェア2013 東京音楽隊スペシャルライブ

 横浜のみなとみらい地区にある赤れんがパークで開催された、横浜防災フェア2013に東京音楽隊の小編成ユニットが出演し、三宅由佳莉さんも歌を披露されました。この催しは、ラジオ中継され、多くのみなさんがお聴きになったようです。

 この時の様子を収めた動画がありましたので埋め込みさせていただきました。

 ボサノバ(イパネマの娘)を歌われるのは珍しいですよね。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

08月27日(火)スッキリ生出演

 三宅由佳莉さんの事実上のデビューアルバム「祈り〜未来への歌声」リリースを翌日に控え、日本テレビの朝の情報バラエティー「スッキリ」に生出演されました。

 とてもハキハキとした受け答えや、立ち居振る舞いがとても爽やかな印象を与えますし、太田紗和子さんのピアノ伴奏で生披露された「祈り」は、時間の関係からか短縮バージョンになってはいましたが、とても感動的です。ご覧になってください。

www.youtube.com

 

08月27日(火)産経新聞【きょうの人 三宅由佳莉さん(26) CDデビューする自衛官
 産経新聞のコラムで紹介されました。その記事を紹介したTwitterへのリンクを貼っておいたのですが、そのアカウントが一時停止状態になっています。何があったのでしょうか。残念ながら当該記事に到達することはできません。

 いずれにしましても、アルバムリリースの前後は、多くのメディアが注目し、出演頻度も非常に高かってことが窺えます。 

 

08月28日(水) デビューアルバムリリース

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 デビューアルバムリリースを記念し、東京音楽隊の奏楽堂で急遽、ミニコンサートが開催されることとなりました。ショートノーティスでの開催ということもあり、関係者を中心にごく限られた方々しか足を運ぶことはできなかったと思います。

 それでも、このブログをお読みいただいている何人かの方々は、この画期的なコンサートで感じ取ったものを、とても大切にされています。

www.youtube.com

  このミニコンサートの動画を見て、私が感じたことを書いた記事を貼っておきます。ブログを書き始めたばかりで、何もわかっていなかった頃の記事ですので「おや?」と思う部分もありますが、新鮮な目線で書かれているような気もします。

retcapt1501.hatenablog.com

 

08月30日(金)テレビ朝日モーニングバードでCDデビューの紹介

 この番組の動画はありませんが、たまたまこの番組をご覧になった方がご自身のブログにいくつかの場面を撮影した写真を公開してくださっています。テレビで見かけた美女をアーカイブする「TV美女名鑑」と銘打ったブログです。

blog.livedoor.jp

 

09月01日(日)「お台場合衆国」最終日に出演

 当時、お台場にあるフジテレビの敷地内で夏場に開催されていた視聴者参加型イベント「お台場合衆国」。この年の同イベント最終日である9月1日に、東京音楽隊が出演し、三宅由佳莉さんが歌声を披露されました。8月15日に出演が決まったということですから、随分慌ただしい調整があったものと思われます。

 その際の動画がアップされていましたので埋めさせていただきます。動画下には関連記事へのリンクもあります。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.sankei.com

ringonet2.doorblog.jp

www.universal-music.co.jp

 

 09月10日(火)日テレ・NEWS ZEROで紹介
 以前は、桐谷美玲さんによる取材VTRが下のURLで見られたようなのですが、現在は飛んで行っても「not found」です。月日とともに消えゆく情報のなんと多いことか。

http://www.ntv.co.jp/zero/mygeneration/2013/09/post-37.html

 

09月14日(土)第48回定例演奏会(すみだトリフォニーホール

 まだ、定例演奏会そのものの動画を特定していないので(というか、普通ないでしょう(^ ^))、とりあえず、政府インターネットテレビで紹介されていた動画を埋めておきます。開演前の聴衆の皆さんの期待感や、断片的ながら演奏会の様子なども垣間見ることができます。

www.youtube.com

 

09月17日(火)某記事がCDチャート1位を伝える

 どのメディアが伝えたのか、出典が不明なのですが、この日付の記事を、ご自身のブログに保存してくださっている方がいらっしゃいました。このような形で残されている記事も結構ありますが、多くはどこかへ消えてしまっているようです。

kurasikiar.exblog.jp

 

09月20日(金)文化放送の「福井謙二『グッモニ』”エンタメいまのうち”に出演

 番組音源は見つかっていませんが、収録後記がアップされていましたので、そのまま転載します。消えてしまわないうちに・・・

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エンタメいまのうちでは、今もっとも注目されている海上自衛官東京音楽隊のボーカル、三宅由佳莉さんにお越しいただきました。

http://www.joqr.co.jp/good/IMG_3442.JPG

三宅さんは自衛隊員でありながら、先月28日にアルバム『祈り~未来への歌声』をリリースしました。23万人の自衛官で唯一のボーカルなのだそうです。
同じく東京音楽隊の音楽課長・高野賢一さんにもお越しいただき、二人で東京音楽隊の活動を解説していただきました。

http://www.joqr.co.jp/good/IMG_3445.JPG

東京音楽隊の任務は、儀式・士気高揚・広報のために演奏することを目的としています。しかし訓練は他の隊員と同様厳しいものです。やめてしまいたいという気持ちを抑え自衛官を続け、歌っていたところをレコード会社に声をかけられたということです。
「苦しい時もあったけれど、今、歌えていて良かった」と気持ちを語ります。

http://www.joqr.co.jp/good/IMG_3434.JPG

自衛隊ならやっぱり敬礼だよね!ということで敬礼の仕方も教えていただきました(笑)

海のように広く澄み渡る歌声を、是非聞いてみてください!!

http://www.joqr.co.jp/good/IMG_3452.JPG

(同じく引率の自衛官、信國さんも一緒に記念写真!)

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09月20日(金)読売新聞朝刊のコラム「TOPICS」で取り上げられた。

【「自衛隊の歌姫」クラシックチャート首位】と題したこの記事をスクラップして掲載してくださっている方のブログがありましたので、リンクを貼っておきます。とてもありがたいなと思いました。

hajimevision.blog.so-net.ne.jp

 

09月23日(月)大宮高校吹奏楽部の演奏会にゲスト出演

 埼玉県立大宮高校吹奏楽部第42回定期演奏会さいたま市民文化センター大ホール)にゲスト出演、その様子がフジテレビのスーパーニュースで報道されました。報道内容は次の通りです。

 「スーパーニュースの放送がきっかけでCDデビューした海上自衛隊の歌姫こと三宅由佳莉さんが、さいたま市の文化センターで大宮高校吹奏楽部の定期演奏会にゲスト出演し、高校生らと初共演。「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」や「祈り~a prayer」などの3曲を披露した。

 なぜ、高校吹奏楽部の定期演奏会にゲスト出演を? それはわかりません。おそらく埼玉地方協力本部(地本)の要請に応えたものでしょう。自衛隊内部の関係では、業務支援と被支援の関係に過ぎませんが、外から見ると、「三宅由佳莉さんが高校吹奏楽部の演奏会にゲスト出演」となりますよね。その辺のさじ加減はなかなか難しいのだろうなと想像します。

 

 09月24日(火)NHK歌謡コンサートに出演

 Musicman-NET の記事を転載します。記事自体は下のバナーから。

自衛官唯一のヴォーカリスト三宅由佳莉海上自衛隊東京音楽隊)が歌い、海上自衛隊東京音楽隊が演奏したアルバム「祈り~未来への歌声」が、オリコン週間ランキングにて3週連続クラシック部門1位を獲得した。そしてアルバム収録曲の中で東日本大震災の被災者への応援歌として作られたオリジナル曲「祈り~a prayer」への反響が大きく、急遽9月25日にシングルCDとして発売が決定した。
 メディアへの露出も多くなっており、9月24日にはNHK総合で20:00より放送される人気番組「NHK歌謡コンサート」に出演して「祈り ~ a prayer」を初めてゴールデンタイムのテレビ番組で披露することも決定しており、これから彼女の歌声がより多くの人に浸透していきそうだ。
 三宅由佳莉はこの反響に対して「本当にありがたい、の一言ですね。たくさんの方がこのCDを手にしてくれたという事実を、本当にありがたいと思いますし、このCDを聴いて、皆様が悩みなどを乗り越えられるきっかけになればいいな、と思います」と語り、クラシック1位を獲得したことについて「やはり驚いたんですけども、なんか順番とかよりも、聴いていただいたその人自身に(歌が)届いているかどうか、伝わっているのか、ということを大事にしたいなって思います。なので、こうやってたくさんの方が私たちのCDを手にとって下さった事がうれしいです」と語っている。

 まさに三宅さんの原点を見るような応答ですね。

 この記事も、当初リンクを貼っておいたのですが、なんとなく削除されてしまうような気がして転載したものです。案の定、「Not Found」になってました。

www.musicman-net.com

 

09月25日(水)東郷の杜音楽祭(原宿 ルアール東郷)

 恒例の東郷の杜音楽祭です。この日の東京音楽隊は、第3種夏制服に身を包んでの出演でした。この音楽祭は、他の演奏会とはちょっと趣を異にする、一種独特の雰囲気を持っています。聴衆の年齢層が高いということもありますし、基本的に帝国海軍や海上自衛隊のOBがその主体だからです。演奏会の様子は、私があれこれ書くよりは、せっかくの動画がありますのでそちらでご堪能ください。

www.youtube.com

 

09月29日(日) 河口湖ステラシアターで行われた「吹奏楽の祭典」に出演

 「第28回国民文化祭・やまなし2013」のイベントの一つとして河口湖ステラシアター(山梨県)で行なわれた「吹奏楽の祭典」に、東京音楽隊はゲスト出演し、約30分間の迫力溢れる演奏を披露しました。三宅由佳莉さんは、「祈り~a preyer」のほか「ミス・サイゴン」の「序曲我が心の夢」を熱唱されました。「祈り」の動画は発見に至っていませんので、ミス・サイゴンの動画のみ埋めます。

 三宅さんも、オーケストラも、ラストを熱唱・熱演で盛り上げ、会場を感動で満たします。河邉さんの体全体を使った指揮も迫力です。終演後にブラボーがいくつも掛かる素晴らしい演奏でした。

www.youtube.com

 

 10月15日(火)サンケイスポーツに記事

 この日のサンケイスポーツに、次のようなタイトルの記事が掲載されました。

【海自の歌姫・三宅由佳莉、2度の国歌独唱で紅白出場急浮上!】

 翌日に行われるプロ野球セリーグクライマックスシリーズ、ファイナルステージ第一戦での国歌独唱を前に、11月2日に行われるラグビーリポDチャレンジカップでも、三宅由佳莉さんの国歌独唱が行われることが決まり、この流れから、三宅由佳莉さんの紅白出場の可能性が急浮上している、という内容です。

 この記事がまさに、三宅由佳莉さんの登場が我が国の社会にもたらした衝撃をよく表していると思います。

nettoumatome.blog.jp

 

10月16日(水)クライマックスシリーズ ファイナルステージ第一戦で国家独唱

 この日東京ドームで行われた、アットホーム クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ第一戦を前に、三宅由佳莉さんが国歌を独唱されました。このような大舞台で自衛官が国歌を独唱するのは、恐らく初めてのことだと思います。緊張もされたと思いますが(当たり前(≧∀≦))、実に堂々とされていますね、大した器だ。

 この時の動画が3本ほど見つかりましたので全部埋めます。

www.youtube.com

www.youtube.com

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www.mod.go.jp

 

 10月19日(土)呉地自衛隊記念日式典での呉音楽隊演奏会にゲスト出演

 呉地方隊で行われた自衛隊記念日式典会場に三宅由佳莉さんが登場し、呉音楽隊の演奏により、隊員に向け歌を披露されました。この模様をNHKの地元局が取材し、当日のニュースで流されました。その動画がアップされていたのですが、いつの間にやら姿を消してしまいました。動画が削除されたか、チャンネルアカウントが停止になったのではないかと思います。この式典のあと、行われた祝賀会で、三宅さんとお話をする機会があった方々が、ご自身のブログにその様子や感想などを書いていらっしゃいますので、リンクを貼っておきます。

 三宅さんと接した方は、皆さんその人柄に感じ入っていますよね。

80-10.at.webry.info

mebisu924.cocolog-nifty.com

 

 11月01日(金)田戸台分庁舎100周年

 11月1日は自衛隊記念日です。横須賀地方総監部はこの日記念式典等を開催し、更に市内の田戸台にある分庁舎(帝国海軍の横須賀鎮守府長官官舎)において、その竣工からの100周年を祝う記念行事が、賓客ご来臨のもと行われたようです。

 その席で、三宅由佳莉さんは、太田紗和子さんのピアノに伴われて「祈り」を披露されたとのこと。

 間近でお聴きになった方がご自身のブログにその様子を書かれていますので、リンクを貼っておきます。
www.yuri-yasukawa.com

 

 11月02日(土)リポビタンDチャレンジカップ2013(ラグビー)で国歌独唱

  先にも書きましたが、この大会の開会式での国歌独唱は、2週間あまり前の、10月14日に決まったそうです。もっとも、オファーそのものはもっと早い段階であったのでしょうが、この年の過密なスケジュールを調整するのは大変だったんだと思います。

 この記事に書いてあるのは、ネット上で確認できたものだけですので、把握しきれていない演奏会も数多くあったはずですし、自衛官として義務付けられている検定や訓練、その他の業務などをこなしながらの大舞台だったのでしょう。

www.youtube.com

www.mod.go.jp

www.rugby-japan.jp

  

11月07日(木)パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団コンサートに出演

 世界に冠たる名門吹奏楽団、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌの来日公演が東京渋谷のBunkamuraオーチャードホールで開催されました。公演日程中、11月7日のステージに三宅由佳莉さんが出演されたのです。

 クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」の記事によれば、同楽団の、東日本大震災からの復興への祈りと、三宅さんらの想いが重なって急遽決まったとのことです。実際の詳細な経緯は判りようもありませんが、名門楽団の来日公演に「急遽」出演が決まったというより、直前になってようやくスケジュール調整が整ったということなのではないでしょうか。何れにしても驚きです。河邊一彦隊長(当時)、太田紗和子さんと共に出演され、パリ・ギャルドをバックに「祈り」を披露されたのですから。この曲も、三宅さんの歌も、彼らから絶賛されたそうです。

https://img.barks.jp/image/review/1000096155/001.jpg

ebravo.jp

www.barks.jp

 

11月09日(土)朝日新聞に記事掲載

 朝日新聞に記事が掲載されました。記事そのものは見つかりませんでしたが、この記事を読まれた方のブログに、記事写真が残されていましたのでリンクを貼ります。

 記事写真の説明に「呉基地の体育館でのリハーサルは作業着姿…云々」とされていますので、10月19日に呉で行われた自衛隊記念日行事での呉音楽隊演奏会にゲスト出演された際、会場である体育館でのリハーサル中に取材を受けたものと思われます。本当に注目の人だったんですね。今もですけど…

ameblo.jp

 

11月11日(月)ベビスマ出演でトーク

 月曜日というか、日曜深夜のこの番組、SMAPの5人と三宅由佳莉さんのトークで盛り上がったようなのですが、残念ながらその映像資料を探し出すことができませんでした。どこかに眠っているのか、存在しないのか、どなたかお持ちでしたら、是非公開していただきたいものです。

 放送内容紹介サイト「テレビでた蔵」によれば、三宅さんとSMAPのメンバーが、2011年11月27日放送のこの番組で会っていることについて、当時のVTRを見ながらあれこれ思い出話をしたようです。

datazoo.jp

 2011年11月に放映された番組の動画を下に埋めておきます。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 11月15日(金)・16日(土)自衛隊音楽まつり

 大ブレイクしてメディアへの露出も格段に増えた三宅由佳莉さんですが、音楽まつりではどのようなパフォーマンスを見せてくれたのでしょうか。もちろん、音楽まつりは三宅さんのステージではありませんので、特別扱いされることはありませんが、それでもちょっとした味付けがされていたようです。動画と関連記事を下に貼っておきますので、ぜひご覧になってください。

www.youtube.com

retcapt1501.hatenablog.com

 

 11月17日(日)倉敷児童合唱団の定期演奏会にゲスト出演

 三宅由佳莉さんは、郷里倉敷市で行われた倉敷児童合唱団の定期演奏会スペシャルゲストとして出演され、「翼をください」「トゥモロー」「祈り」を披露されました。「トゥモロー」と「祈り」では、合唱団の皆さんのコーラスとのコラボとなりました。

 ご自身が小学校5年生から高校卒業まで所属されていた合唱団へのゲスト出演ですから、感無量だったのではないでしょうか。

www.youtube.com

 倉敷児童合唱団定期演奏会へのゲスト出演について、地元テレビ局のニュース番組が報道した映像です。地元で高い関心を呼んだことが窺えます。

www.youtube.com

 

11月18日(月)母校・岡山城東高校で、凱旋ミニコンサート

 この日、三宅由佳莉さんは、母校である岡山県岡山城東高校で初の“凱旋ミニコンサート”を開きました。約300人の後輩たちの前で、「故郷」「祈り」「Time to say Good-bye」など4曲を披露され、最後には全員で校歌の合唱も行いました。

 母校でのコンサートは、自衛隊岡山地方協力本部からの依頼で実現したものですが、後輩の皆さんにとっては、素晴らしいプレゼントだったのではないでしょうか。三宅さんの「祈り」を聴きながら、涙する後輩も少なくなかったようです。

 当日の夕刻、NHK岡山のニュースでこのコンサートのことが報道されました。

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 11月22日(金)NHKあさイチ出演

 NHK朝の情報番組「あさイチ」に、太田紗和子さん、岩田有可里さんとともに出演され、「翼をください」と「祈り」をスタジオで生披露されました。曲の合間には、トークタイムもあり、グッチ裕三さんの冗談に屈託無く大笑いしたり、クセ玉のような質問にも真摯に対応する姿が、何とも爽やかで、この番組をご覧になった方の心を捉えたのではないでしょうか。

 現に、「johsan」さんは、この番組を観て、衝撃的に三宅由佳莉さんに出逢ったのだそうです。やっぱりテレビ出演の効果は大きいですね。

 この番組の画面を録画した5本立ての動画がアップされていたのですが、そのチャンネルのアカウントが停止されてしまったようで、ご覧いただくことができません。

 

11月28日(木)福井フェニックスプラザでの収録

 この日、ピアノの太田紗和子さん、このトラバスの岩田有可里さんとのトリオで、NHK-BSプレミアムBS日本のうた』のステージを収録しました。この番組は、2014年の年明け早々、放送されるもので、ピアノとコントラバスのみの伴奏に夜「祈り」が披露されました。

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12月06日(金)NHKニュースウォッチ9で取り上げられた。

 “海上自衛隊の歌姫”三宅由佳莉さん 「今、話題のこの人に、お話を聞いてきました。 “海上自衛隊の歌姫”とも呼ばれています、三宅由佳莉さんです。 23万人いる自衛官でただ1人、歌うことを専門にしている隊員です。」…

 という出だしで、三宅さんのことが紹介されていったようなのですが、その映像が見たくてNHKアーカイブスを検索するも、全くヒットしませんでした。 結局、アーカイブスなどと言っても、NHKが残したい番組を残しているだけなんですね。NHKに言いたい。国民からの受信料で番組作ってるのだから、アーカイブスに残さない映像は全てYouTubeにアップしたらいいんじゃないですか?それくらいできるでしょう?

  すみません、また脇道に逸れてしまいました。

 映像を提供する気がないNHKを相手にしてもしょうがないので、ニュースウォッチの報道内容を取り上げた台湾テレビ局の動画を埋めておきます。12月9日(月)に報道されたようです。

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12月06日(金)松戸市での第49回定例演奏会(千葉地本が支援)

 この演奏会の様子については、huffingtonpostが三宅さんを取り上げた記事の中で紹介しています。

 制服姿の三宅さんがステージに登場すると、約2千人の観客からひときわ大きな拍手が起きた。三宅さんが見せる笑顔に会場の雰囲気も変わる。この日、三宅さんは「またこの季節がくるまで(’Til the Season Comes’ Round Again)」をテノール歌手・山本耕平さんと熱唱。透き通った伸びやかな声が会場を包み込んだ。

 詳細は下のリンクからどうぞ。

www.huffingtonpost.jp

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12月08日(日)「かわうちドンドン村づくり」にゲスト出演

 福島県川内村で開催された復興イベント「かわうちドンドン村づくり」の最終日に当たるこの日、三宅由佳莉さんは、このイベントのゲストとして招かれ、ミニコンサートで「Time to Say Goodbye」「祈り〜a prayer」そして「故郷」を披露されました。

 会場である体育館の後ろ正面から三宅さんが登場する際の、会場内の興奮と歓喜が映像を通じて活き活きと伝わって来るのが凄いなと思います。

www.youtube.com

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 ステージ上で、小さな女の子の目線に合わせ、しゃがみ込んで応対する三宅由佳莉さん。こんなシーンもあったんですね。このミニコンサートの様子をフルで観たくなりました。どこかにフル動画、ないものでしょうか…

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 最後に会場の皆さんと一緒に「故郷」を合唱され、歌声で元気を届けられました。満面の笑顔に癒されますね。

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www.minpo.jp

 このイベントをご覧になった方が書かれたブログ記事への、イベントスタッフの方のコメントに、「ものすごく多忙で時間がないところギリギリのスケジュールで来ていただきました。曲数は少なかったですが感動いっぱいで。遠いところありがとうございました。」とありました。

 

12月12日(木)FM NACK5の「AGE FREE MUSIC」にゲスト出演

 富澤一誠さんがパーソナリティを務める「AGE FREE MUSIC」にゲスト出演され、富澤さんとのトークを披露されました。音源は見つかっていませんので、番組のブログ記事を以下に引用します(引用しておかないと、元記事が削除されてしまうことがママあるものですから)。

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●2組目のゲストは海上自衛隊東京音楽隊三宅由佳莉さん
制服でお越しいただいたせいか、
なんだか一誠さんもスタッフも、いつもと違って背筋がぴしっとしていました。
 
もともと歌を歌う職業に就きたかったという事なんですが、
なぜ海上自衛隊に入隊しようと思ったのかと言いますと、
海上自衛隊は国民のために力を尽くしていて、
その中で音楽隊が全国各地、世界各国をまわって演奏活動をしていると知り、
びびっときてすぐ入隊を決意したそうです。
 
三宅さんは人の心を癒したり、勇気づけたり、心の面でのケアができるような
自衛官の歌手になれたらと思っているそうなんですが、
その素敵な歌声はもちろん、終始笑顔を絶やさず、
元気にお話しているその人柄に癒されたり、
勇気づけられたりしている方もすでに多いんじゃないでしょうか。
三宅由佳莉さん、ありがとうございました!

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www.fm795.com


12月16日(月)「救う会」ふるさとの風コンサートに出演

 平成25年12月16日(月)、第一生命ホール(東京都中央区)で開催された「ふるさとの風コンサート~『北朝鮮拉致被害者』救出を誓う音楽の集い~」(主催:政府 拉致問題対策本部法務省)の模様です。

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12月30日(月)「輝く!日本レコード大賞」に出演・企画賞受賞

 この年のハイライトは、何と言っても、三宅由佳莉さんを全面フィーチャーした、事実上のデビューアルバム「祈り〜a prayer」が、レコード大賞企画賞を受賞したことだと思います。

www.barks.jp

 ユニバーサルから、三宅さんをフィーチャーしたアルバムがリリースされ、異例の売り上げを記録したことだけでも相当のインパクトがありましたが、この受賞は、画期的と言いますか、海上自衛隊にとっては天地がひっくり返るほどの衝撃となりました。多くの隊員にとっては「事態がよく飲み込めない」、「意味不明」、そんな状況だったのです。

 台本を手に微笑む三宅さんは、そんな状況も「どこ吹く風」と言った風情ですね。やっぱり「器」が違うんだろうなぁ。

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 当日、初台新国立劇場のステージで「Tomorrow」を披露する東京音楽隊の動画です。演奏も素晴らしいし、三宅由佳莉さんの歌も堂々たるものです。もちろん緊張はしているのでしょうけれど、ステージ度胸は筋金入りですね。

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 このような大舞台での演奏で1年を締めくくることができたことは、東京音楽隊にとって、本当に素晴らしいことであったと思います。

 

 平成25年(2013年)は、三宅由佳莉さんにとって、目まぐるしいほど多忙で、かつ充実した一年だったのではないでしょうか。 そして、三宅さんにとっても、東京音楽隊にとっても、超が付くほど多忙な毎日が幕を開けた年とも言えるでしょう。

 

感染力と致死率(2)

 前回の続きです。でも、今回はちょっと視点が異なります。

 中国武漢市を発生源とする今回の新コロナウイルスについては、当初から「生物兵器」の漏洩あるいは実験ではないのかとの意見も囁かれています。

 私も、その点については否定できないとの立場に立っています。

 以後の記述は、今回の感染事態がそのような「生物兵器」の実験であるという仮説に基づいたものですが、何らの根拠もないことをお断りしておきます。

 まず、「生物兵器」という言葉自体に馴染みのない方もおられると思いますので、そこから始めたいと思います。

 軍事作戦には、様々な様相がありますが、通常兵器での作戦の他に「CBR戦」あるいは「NBC戦」と呼ばれるものがあります。

 「CBR戦」は、Chemical(化学)、Biological(生物)、Radioactive(放射線)を駆使した戦いを指し、「NBC戦」は、「Radioacitive」を「Nuclear(核)」と、より直截的な表現をしているものです。

 陸上自衛隊には、これらの脅威に対応する部隊として「特殊武器防護隊」が置かれて おり、これまで、オウム真理教によるサリンテロや東海村での臨界事故対応、東日本大震災での福島原発対応などで活躍しました。「化学武器防護隊」を解消発展させた部隊です。

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 所属隊員の職種は「化学科」です。もともと化学兵器への対応を念頭に創られた職種ですが、時代を下るに連れて脅威と認識されるに至った核・生物兵器への対処を含め「特殊武器防護」というカテゴリーが部隊編成において先行している感じです。

 そんな「化学科」を紹介する動画が陸上自衛隊から提供されています。

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 「生物兵器」とは、一部の細菌やウイルスの持つ致死性に着目して、これを兵器として活用しようとするもので、それらを用いた戦闘を「生物戦」と呼びますが、国際紛争の際に適用されるジュネーブ条約において使用が禁止されています。

 詳細は存じませんが、爾後の管理が困難であることに加え、そもそも当事国の兵員同士が直截戦闘を繰り広げることで、その結果を相互に受け入れることができるものを、疾病兵器などを持ち込むのは卑怯だろうというのがその理由だと思います。

 それでもなおかつ、多くの国で生物兵器の研究が行われています。我が国も同じです。それは、自国が生物兵器を使用しないとしても、他国が使用しないという保障にはならないため、仮に生物兵器が使用された場合、どのように対処すべきかを研究しておく必要があるからです。

 でも、国によっては、その研究の結果、「大変効率の良い兵器」と認識し、これを使用することを前提に研究を進めている場合もあるかもしれません。

 また、国際テロ組織にとっては、非常に魅力的な兵器だと思います。何しろ、化学兵器は基本的に使用された地域に被害が極限されるのに比べ、生物兵器は作戦を発動してから、成果が現れるまでに一定の時間を要するため、感染者が多方面に移動してその効力を広めますし、時間の経過は実行犯の特定を困難にし、その逃亡も容易にします。国際テロ組織にしてみれば、夢のような兵器かもしれません。

 近年、中国発の「新ウイルス」が何度も報告されていますが、仮にこれらが生物兵器の実験だったとしても、それが中国の仕業だとは思えません。敢えて自国開発のウイルスを自国発症にする必要があるとは思えないからです。実験である場合、世界中のどこにでもその発生源を設定することが可能です。

 生物兵器としての実験を行うのならば、何となくみんなが「なるほど」と納得しやすい場所を発生源として選定するに違いありません。その意味で、これまで何度も新型ウイルスの発生源とされてきた中国は、またとない候補地でしょう。場合によっては、これまで発生したウイルスも全て何者かによって作為されたものだったかもしれません。

 より重要なのは、今回の騒動が「実験」だったとするならば、その目的が、感染拡大の様相と、各国の対応の状況を確認することだったのではないかということです。

 その場合、より高い致死率の生物兵器をすでに保有し、その致死率を低く抑えたウイルスを用いての実験である可能性があると思われるからです。

 今回の事態を、そのような観点で把握するならば、やはり最初の兆候を捉えた段階でいかに徹底的に防疫フェーズに移行するかが、国民の生死を分ける鍵になるでしょう。

 国家の非常事態というものはいつでもあり得るし、その際には有無を言わせぬ大権が発動されるのもやむを得ない。そういった認識が共有されることが、今の時代を生き延びるためには必要であると思います。

感染力と致死率(1)

手すりからウイルスが感染しているイラスト

 前回、「社会への信頼」と言う記事で、新コロナウイルスへの対応という観点から、我が国の現状について私見を述べさせていただきました。

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 今回は、ちょっと違う観点から考察してみたいと思います。

 

 2ヶ月ほど前、「コロナウイルスと”復活の日”」と言う記事を書きました。当初、他人事のような捉え方をしていた人々が、次第に、「大変なことが起きているのではないのか?」と思い始めている感じが、小松左京さんのSF小説復活の日」のパンデミック前夜の流れに似ているな、と思い出したものですから思わず書いた記事でした。

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 その後の推移を見ると、まさに「復活の日」と同じように、あっという間に世界中に感染が拡大していきました。「感染力」というものがどのように評価されるのか私は知りませんが、感覚的に言って非常に高い感染力を持つウイルスではないかと思います。

 では、感染力が高いことそれ自体が脅威なのかといえば、そうではないでしょう。

 どんなに感染力が高くても、ヒトの健康に全く影響を与えないようなウイルスであれば問題にならない、というか、殊更その感染状況を調査しようとでもしない限り、誰も気づきもしないでしょうし、関心を集めることもないでしょう。そんなウイルスはきっとごまんとある筈です。

 感染力とともに考慮しなければならないのが「致死率」です。

 そのウイルスへの感染が原因で、個体を死に至らしめる確率を「致死率」と呼びますが、致死率がどんなに高くても、感染力がほとんどなければ、その封じ込めは容易ですし「怖いねー」という話題にはなっても、現実的な「脅威」としては感じられないでしょう。

 今回の新型コロナウイルスが脅威を与えているのは、感染力が高いことに加え、一定の「致死率」が確認されているからに他なりません。

 では、新型コロナウイルスの致死率はどの程度なのでしょうか。

 WHOの発表では「2%」となっています。

 間違ってはいけないのは、人口の2%という意味ではありません。感染者のうち死亡する確率が2%ということです。

 インフルエンザでの致死率が1%程度ですから、その2倍の致死率というのは確かに脅威となります。

 もちろん、感染拡大の途上における推計ですので、正確な致死率を把握するにはもっと時間が必要でしょう。

 先ほども申しました通り、「感染者数」を母数とする確率ですから、我が国のように検査対象を重症者に絞っている場合には致死率が高く出る筈です。ところが、現在我が国で確認されている致死率も、概ねWHO発表値と同程度ですから、我が国における実質的な致死率はより低いという推定も成り立ちます。一部で、日本人は今回のウイルスへの耐性が他の民族よりも高いのではないかとの見かたが出ているのも、そのような背景に基づくものではないでしょうか。

 

 ところで、14世紀に世界中で猛威を振るったペスト(黒死病)は、高い感染力と致死率で人類を震撼させましたが、その致死率は、驚くべきことに60〜90%でした。人類滅亡の危機に瀕していたと言っても過言ではないでしょう。

 それでも人類は、あの時代の叡智を結集し、その感染ルートと原因を特定して、感染拡大の防止を成し遂げましたし、公衆衛生という概念を確立して、より安全な社会というものを後世の我々に残してくれました。未だ、ペストは完全に制圧されているわけではありませんが、少なくともコントロール下にあります。その恩恵に浴することができていることを感謝するとともに、今回の事態を機に、更に安全な社会を後世に残していくのが、今を生きる我々の使命であるとも思います。

 現実に亡くなられた方も少なくない中で、批判を恐れずに申し上げるならば、ペストなどに比べれば、遥かに低い致死率に止まる今回の事態は、私たちに、より恐ろしいウイルス事態への備えを準備するよう促す警鐘であるに違いないと、私は思います。

 得られつつある教訓は数多くあります。

 それらを、ペスト級のウイルス事態にも対応できる緊急事態対処計画としてきめ細やかに結実し、折々の訓練を積んでいくことが、より安全な社会を保障してくれるに違いないと思います。緊急時には、個人の権利が幾分制限されるのは止むを得ない。そうでなければ、社会を構成している意味がない。私はそう思います。

社会への信頼

 フランス政府は昨日、全国を対象に違反者への罰則を伴う外出禁止令を発令しましたね。もちろん新コロナの感染拡大防止のためです。今回の感染拡大に対する国家としての脅威認識が最高度に達したということでしょう。マクロン大統領は、ウイルスとの「戦争状態」にあるとの認識を示しています。

www3.nhk.or.jp

 米国でも、サンフランシスコやニューヨーク、シリコンバレーなどで外出禁止の措置が取られているようですし、全米で、銃弾が通常の5倍も売れているそうです。社会活動が全般に抑制されていく中で、生活物資の入手が困難になった場合、略奪や強盗が横行することが懸念されているのでしょう。銃に絡んだ事件が結構な頻度で発生しているにも関わらず、米国内で銃規制への取り組みが大きな支持を得ることができないのは、まさにこのような事態に直面した時に「自分の身は自分で守る」のが基本であるとの認識が広く共有されているからです。

www.tokyo-np.co.jp

 我が国でも、感染そのものの他に、このままではいずれ生活物資が品薄になるんじゃないか、という心配はあるかも知れません。でも、だからと言って強盗や略奪が横行するなんてことを心配している方はほとんどいないのではないでしょうか。

 困難に直面しているのは自分だけではない、みんな同じだ。自分も我慢しているけど、他のみんなも我慢してくれているんだ。

 「おたがい様」とか「おかげ様」と、「様」までつけて呼び習わすこの心のありようはまた、「誰が見ていなくても、お天道様が見ていなさる」という公徳心が共有されているという感覚、詰まるところ、自分が属しているこの社会への揺るぎない信頼に根ざしているに違いないと思います。そして本来、人間が社会を形成してきた究極の目的はそこにあったのではないでしょうか。

 今回の事態についても、政府の初動の対応への批判もありますし、その後の対策への疑問も多く語られていますが、それでも、社会を揺るがすような深刻な混乱が起きるでもなく、皆さん信じられないほど淡々と日常生活を継続しておられるように見えます。

 フランスのメディアが、「日本ではなぜ感染者の増加が、あんなに抑制されているのか」と驚きを込めて報道し、検査の施行が限定的であるため感染者が把握されていないだけだとする専門家の意見も紹介しつつ、究極的には日本人一人一人が強制されるまでもなく、自分たちにできる対策をきちんと行なっているためであり、そのような成熟した社会を築き上げてきたからだとしています。

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 それは一つの見方であり、実際に我が国で感染が抑制されているのかどうかは、もっと時間を経なければ評価することは難しいでしょう。でも、少なくとも、外国人から見ても、各々が自分の責任を果たし、他者への配慮を欠かさない、信頼に根ざした社会というものの恩恵を受けていることは間違いないと思います。

 

 そんな価値観が共有されている社会ですから、皆が困難に直面しているときに、自分だけ抜け駆けするような行動には批判が向けられ勝ちです。

「こんな時に、自分勝手なことをして、周りの迷惑を考えないのか」

 あるいは、

「困っている人の足元を見て、ぼろ儲けするとは言語道断」

 

 そうですね、このところ、極端に品薄で、多くの人々がその入手に奔走しているものと言えば、マスクと消毒用アルコールでしょうか。店頭では正規の価格で売られているのでしょうけど、いつ入荷するかわからない状態がずっと続いていますよね。

 他方、ネット通販では、これらの物資が高値で取引されているようです。もっとも、通常価格の何倍もするような値がついている訳ではないところに、「お天道様」効果が効いているのかも知れません。 

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 とは言え、こういった「商魂」には眉を顰める向きも少なくないのではないでしょうか。でも、敢えて批判を恐れずに言うならば、それもありかなと私は思います。

 

 あらゆるものが自粛の対象となり、国内経済が低迷を初めています。業界の調査によれば、飲食店の9割が前月よりも売り上げが大幅にダウンしているとのこと。それはそうでしょう。このような時でも、極端に需要が高い物資があるのならば、多少高値を付けようが売りさばけばいい。国内のどこかに活況を呈する市場が存在することが重要ではないかと思うからです。

 そうして大きな利益をあげる者があればこそ、この事態が収束した暁に、国の経済の牽引役を期待し得るのではないでしょうか。

 必要な物なんだから、お金を使おう。それはやがて巡り巡って自分に帰ってくる。

「金は天下の回りもの」

 それもまた、社会への信頼の一局面ではないかと、私は思います。

進撃は続く(╹◡╹)

 令和の時代の幕開けを控えた昨年4月に、ある記事を書きました。

 それまで、YouTubeのチャンネルに投稿した動画に寄せられる外国人の方々からのコメントには、短くても、その方の国の言葉で返信をすることで、三宅さんや音楽隊への関心を掘り起こし、更には日本のことにも興味を持っていただき、ひいては日本のファンになってもらおう、という壮大な「小さなコメント作戦」(笑)を展開していたのですが、それが奏功し始めたようだということを報告したものでした。そして外国の方々からのコメントには、三宅由佳莉さんの歌声を「天使の声」と表現するものが少なくなかったものですから、「天使の進撃」というタイトルにしたのでした。

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 その後も、外国人の方々からのコメントはどんどん増えていますが、最近特に米国からのコメントを集めているのが、2017年のニコニコ超音楽祭で東京音楽隊が披露した「宇宙戦艦ヤマト ニコニコ超会議2017組曲」と銘打った演奏の動画です。

 コメントをくださる方々は現在40〜50代の方が中心ですが、彼らが子供の頃に米国内で「Star Blazers」というタイトルで放映されていたようです。

「子供の頃の感動が蘇る」「素晴らし歌声、素晴らしい演奏」といったコメントがとても多いです。米国に、熱心なヤマトのファンがたくさにらっしゃることがよくわかりとても嬉しく思いますし、そのことを素直に返信しています。

www.youtube.com

 

 ところで、YouTubeには、最近アバターを用いて様々なニュースを自分なりに解説する時事ものの動画チャンネルが増えていますね。作り込みは様々ですが、いずれも、1本の動画を作るには大変な労力が注ぎ込まれているのがよくわかります。

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アバターがニュースを解説

 皆さんに是非ご覧になっていただきたいなと思っているチャンネルもありますので、また改めてご紹介したいと思います。

 今回、そんなアバター・ニュース系のチャンネルの一つが、私たちにとって大変関心の高いテーマを扱っていましたので、それをご紹介したいと思います。先ほど、いかづちさんが報告してくださったものです。見た瞬間記事にしようと思いました。

 このチャンネルは私も何度か拝見したことがありますが、今回のテーマはなんと、三宅由佳莉さんです。

 しかも、2017年の横浜開港祭で披露された「宇宙戦艦ヤマト 横浜開港祭2018組曲」に対する外国の方々からの絶賛のコメントが紹介されています。

 とりあえずご覧になってください。

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 このチャンネルの登録者数は表示されていないのでわかりませんが、人気動画の再生回数が数十万回に上っていますので、影響力は相当大きいことがわかります。

 私も、このブログとYouTubeのチャンネルで細々と頑張ってはいますが、やはりこのよううな大きなチャンネルが扱ってくれるのは大変嬉しいことです(╹◡╹)

 これがきっかけで、またファンの裾野が広がってくれればいいなと思った次第です。

自衛隊病院の活躍

 自衛隊病院をご存知でしょうか。

 これまで、音楽隊の演奏会の記事の中で自衛隊中央病院のことを取り上げたことがあるので、記憶にある方もおられるかもしれません。自衛隊中央病院は、三宿駐屯地内に置かれる共同機関ですので、同じ世田谷区内に所在する東京音楽隊は、病院施設内で毎年サマーコンサートを開催していると聞いています(但し、ここ数年の開催情報は得ておりません)。

 例えば、2016年9月2日には、三宅由佳莉さん、岩田有可里さん、荒木美佳さんという夢のようなユニット(雅 with 三宅由佳莉…かな)で行われました。いや凄いな。

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自衛隊中央病院でのサマーコンサート(2016年9月2日)

   それはさておき、自衛隊病院は、防衛大臣直轄の共同機関であり、自衛隊中央病院の他、以下の各院が全国の主要な基地・駐屯地に置かれています。

陸上幕僚長を通じて防衛大臣の指揮監督を受ける

 札幌病院、仙台病院、富士病院阪神病院、福岡病院、熊本病院、別府病院(7院)

海上幕僚長を通じて防衛大臣の指揮監督を受ける

 横須賀病院、呉病院、佐世保病院、舞鶴病院、大湊病院(5院)

航空幕僚長を通じて防衛大臣の指揮監督を受ける

 三沢病院、岐阜病院那覇病院(3院)…2021年に入間病院開設予定

 

 中央病院を除き、各院の指揮官たる病院長は医師たる幹部自衛官(将補〜1佐)がその任に就いており、病院での一般診療の他、自衛隊部隊の海外派遣の際などには医官(もちろん自衛官です)を派遣しています。先般のダイヤモンド・プリンセス号での医療支援の際にも、医官団を中心とする医療チームを派遣していましたね。

 中央病院長に限り、はえぬきの医官がシビリアンに転官し、制服を脱いだ上で就任します。一方、副院長には、将たる医官が充てられます。

 

 自衛隊病院は、もちろん国家の戦闘力である隊員の健康を維持するという役割を担っていますが、有事の際には多数発生するであろう戦闘傷者の後送受け入れに当たるため常に一定の病床を空けておく必要があります。

 ところが、財務当局から見れば、それは施設の「無駄」でしかなく、病院経営の効率化が求められました。このため、現在では、一般人の診療も受け入れています。

 これは、実は自衛隊医官にとっても悪い話ではありません。何しろ、基本的に健常者集団である自衛隊にあっては、医官が様々な症例について研鑽を積む機会が非常に限られたものになってしまうからです。

 

 さて、自衛隊医官や看護官(陸上自衛官)は、一般診療に加え、戦闘医療に係る様々な訓練も行っています。生物兵器脅威下での感染防止手順などもその一つです。

 防護服の着脱一つをとっても、非常に細かな点に注意を払い、感染源を制圧しつつ医療行為を行うスキルを身につけているというわけです。

 

 ところで、河野太郎防衛大臣は、ご自身のツイッターで、現在懸念されている新型コロナウイルスの感染者数、入院者数等の情報を頻繁に公表してくださっています。大変発信力のある方ですよね。

 その河野大臣が先日、このような発信をされました。

 自衛隊病院が、感染者を受け入れているというのは知りませんでした。私はテレビを見ないのでわかりませんが、報道等もされていないようです。ですから、これを見ただけではその意味合いがピンと来ませんね。

 ところが、河野大臣のツイートをご覧になった一人の血液内科医がご自身のツイッターで、次のように所感を述べられており、その意義を強く認識した次第です。

 

 そして、重要なポイントは、これだけの感染者を受け入れた自衛隊病院の職員の中に感染者は一人も発生していないということです。つまり、十分な注意を払い、適切に処理しさえすれば、感染は制圧できるということです。

 これは実は大変重要な情報ではないでしょうか。

 仄聞するところでは、大手メデイアは、毎日のように新型コロナの脅威を煽るだけ煽り、韓国が実施しているドライブスルー方式の検査を導入せよだの主張しているそうですし、コロナウイルスと何の関係があるのかわからないトイレットペーパー問題にしても、とにかく煽って煽って、何もないところに問題を作り出しているようなのです。

 そんな愚にもつかない情報で国民が右往左往するのを楽しむのではなく、感染は抑え切れるという、国民の安心に繋がるに違いない自衛隊病院での立派な実績をなぜ報道しないのか。理解に苦しみます(本当はわかってますけど)。

 

 マスコミ報道に踊らされるのではなく、目立たないところにある事実、エビデンスを私たちは自分たちの力で共有していく必要があると思います。